走るときに自分を支えてくれる名言
このエントリーは名言 Advent Calendar 2015で書いています。
名言 Advent Calendar 2015 - Adventar
走るときに支えてくれる名言
辛い記憶はすぐに忘れる、諦めた記憶はずっと残る
細い表現はちょっと違うと思いますし、誰の言葉かも覚えていません。僕がこの名言を目にしたのは、2010年くらいに開催されたNikeのランイベントでそのランニングコースのどこかに書いてあった言葉です。
そのイベント自体は10km程度だったので対して辛い記憶もないのですが、フルマラソンを走るたびに30kmを超えたあたりで思い出します。
おそらくアスリートの名言だと思うのですが、出典元がわかった方がいたら教えて下さい。
和田という姓で生きるということ
このエントリーはWadavent Calendarの一環で書いてます。
Wadavent Calendar Advent Calendar 2015 - Adventar
和田に生まれて
和田という姓に生まれて34年間が経過した。それなりによくある苗字だとは思うが、和田じゃないと経験できないことはそれなりにあったと思う。自分の姓について語ることなんて金輪際ないとは思うので、人生を振り返る意味でも書いてみたいと思う。
電話に出るときにかむ
これは僕個人の問題かもしれない。しかし幼少期から悩んでいた問題だ。今のように携帯電話が普及している時代では大きな問題ではないが、自宅電話が標準だったとき。子供の頃、両親から電話がかかってきたらこう出るように言われていた。
「もしもし、和田です」
シンプルな応答だ。しかし、子供にとって「和田です」と濁音が続くのが言いづらかった記憶がある。しかも電話に出ることは心の準備ができるものではなく、いきなりかかってくる。そしてちゃんと応答出来ないことが多かったと思う。
アダ名は二択
和田という姓に生まれると、アダ名は二択になる。そう、誰もがしっている和田にまつわる著名人だ。
和田というとこの2名を連想する人が多い。実際に、どちらかのアダ名をつけられた人が多いだだろう。僕の場合は前者だった。
しかし、卒業して新卒で入社した会社で wadap というアダ名がつけられた。社内システムからの引用らしいが、IDとしても使えるし気に入っている。そのあたりから、wadap という名をつかうようになった。
ほぼ確実に出席番号が最後
まず、かなりの高確率で出席番号は最後になる。小学校・中学校・高校どこでも僕は最後だった。新学期の席は基本的に右後ろの席。もっともストーブから遠く、廊下に近い席。冬は寒い。
先生たちが生徒を指す時、多くの場合は出席番号1番から指す。相原くんとかはかなり高確率で1番に当てられていただろう。和田という姓である僕はまずそこから最も遠い位置にあるわけだが、たまに気まぐれで「今日は逆から」とか言い出す先生がいる。
相原くんほど1番に指名されることに慣れてない和田がいきなり指されてもただただテンパるだけだ。慣れてくるとその気まぐれの確率も考慮したうえで身構えるわけだが、最初 or 最後 という極端な可能性があるということは和田ならではだと思う。
しかし、通っていた予備校で初めての敗北。それは わびこ君 の登場だった...
株式会社nanapiの取締役及びCTOを退任いたしました
2015年11月1日をもって株式会社nanapiを含む3社が合併し、Supership株式会社となりました。
それに伴い取締役及びCTOとしての立場を退任いたしました。株式会社nanapi(始めた当初は株式会社ロケットスタート)では、6年半ほどCTOという立場で仕事をしてきました。一人で開発していたころから現在に至るまで、本当に様々なフェーズを経てきたなぁと思います。
これからはSupership株式会社において改めてサービス開発という現場にたちもどって、サービス開発の現場で戦っていこうと思います。
立場は変われど、会社の目指す先はより大きくなっているのでより現場にちかい立場で引き続き頑張っていくつもりです。
Supership株式会社でもエンジニアは引き続き募集しておりますのでぜひよろしくお願いいたします!
nanapiではエンジニアを大募集しています!
というわけでタイトルのとおりですが、エンジニアを急募中なんですね。nanapi.jpというサービスで始まった会社ですが、現在は実はいろいろなサービスをやる会社になってきていたりします。
まさにこのあたりですね。現在、ユーザー数も伸びてきておりアプリ側だででなくサーバサイドもがっつりと開発をすすめていきたいなーと思っているところです。いろいろと会社の変化はありましたが、いままで以上にドライブをかけていきたいと思っていますので、気になる方是非どうぞ!
ラフにお話をするところからで結構ですので、気になるからはぜひWantedlyからエントリーを!まずは気軽にお話しましょう!
できないエクスキューズという自己防衛
こんなことをウチのメンバーが書いていました。すごく良い内容だったので、改めて僕のブログでもシェアしたいと思ったのでちょっと補足を加えて書いてみたいと思います。
できないエクスキューズ
何かを新しく始めるときって、誰もが失敗たくないと思うんですね。仕事にしろプライベートの目標にしろ、そこは変わらないと思うんです。
ただ、ここでの意識が「達成したい」ではなく「失敗したくない」という思考が強くなりすぎてしまうと、始める前から自分は失敗しても仕方ないというエクスキューズを作り始めるような傾向があると思っています。
などなど、様々なエクスキューズは存在すると思います。ただこれは失敗したときの惨めな自分を正当化したいから言ってしまっているだけなのかなーと思っていたりします。
ポジティブワードへの変換
すごい会議という本があります。会議の手法が説明されている本なのですが、現在の課題を個人で全て書き出して発表するというやりかたがあるんですね。
ただ、このときの発表の仕方はただ課題を言うのではなく「どうやったら○○が解決するだろうか」という表現に変えて発言するというルールになっています。
不思議なものでポジティブな単語を口にするとなんかできるような気がしてきますし、それ以降の議論も前向きな議論になるんですね。これによって自分自身も変わりますし、周囲を取り囲む雰囲気も確実に変わります。
達成するためのやりかた探し
とまぁ、自分のスキルや環境も含めてもっとポジティブに課題に対して取り組んだほうが得だよなぁと思うんですね。
ポジティブだから絶対に成功するなんて約束はありません。でもポジティブにとらえたからこそ次につながる失敗もあると思うし、さらに次のチャレンジができるんじゃないかなと思っています。
CTO Nightで登壇した内容がログミーに掲載されたよ
少し前の内容ですが、こんなかんじで書き起こしていただきました!しゃべり言葉なので冗長な表現もありますが伝えたいことは概ね言えているかなぁと思います。前回のCTO Nightの僕が書いたレポートはこちらです。
さて、来月も第2回が実施されるので楽しみですね!
CTOを辞めた彼のエントリーを読んで
昨日だが、このエントリーがバズっていて僕自身もtwitterでいくつか言及した。twitterってその場の思いを素早く伝えるのは非常に便利なんだけど、コンテキストが重要なものが説明しづらいとか、フロー的な情報という問題もあるため改めてブログに書いてみる。
率直な感想
まず、彼自身がCTOじゃなく1人のエンジニアとしてこの会社にジョインしていたのであればまぁわかるよという内容だ。エンジニアとしての美学を追求し続けたけど、それじゃビジネスが立ち行かなくなった。俺のことをわかってくれるVCが日本にはいない!
まぁここまではよくある話だと思う。誰もが失敗はするし、最初からうまくいく人なんてごく少数だと思う。問題は、この事自体を環境のせいにしているということだと思う。
技術的負債を早く返しすぎたのが失敗と書いてあるが彼がそう感じているのであればそうなんだ。ただこれにおける重要な点は、エンジニアとしての失敗ではなく、経営判断ミスだったということを深く受け止めないといけない。
CTOは経営者であるべきなんだ。とくにスタートアップの少人数でビジネスをしないといけないというフェーズにおいては、小さな判断もすべて経営判断になりうる。
もう一度いおう。このケースにおいて技術的負債を早く返しすぎたのは、確実に会社としての経営判断を誤ったということ。これを文句を吐き捨てるかのように書いて時代のせいにするというのは経営者としての目線の低さが根本的な課題だと思う。
ピボットはスタートアップの仮説を変えること?
ピボットはスタートアップの仮説を変えること、と彼は言っている。まぁそれ自体は間違っていない。でも、スタートアップだとそんなこと日常茶飯事だ。
言っちゃ悪いがそんな些細なことでいちいちダメージ受けていたら、この先やってられなくなる。そのくらいの変化くらい受け止めないと行けないし、むしろ前向きになるくらいのメンタルじゃないとまぁやっていけない。それくらいベンチャーの経営として働いていたら環境は変わり続けるし、それを受け入れて順応し続けなければいけない。
じゃぁ本当にシリコンバレーならそうなの?
たしかにシリコンバレーのベンチャーには多額のお金があつまる。額だけでいったら、そこには多額の資金があつまっている。
ただ、待って欲しい。彼が言っているように二桁違うような資金調達をできるような会社は本当に一握りだ。それに、シリコンバレーだからこそ圧倒的に敵が強く多い。日本にいれば有名なニュースばかり飛び込むから夢を持ってしまうけど、誰もができることじゃない。誰もがザッカーバーグになれるわけじゃないんだ。
それに、日本でも資金調達は確実にできるようになってきている。僕がCTOを務めるnanapiは2010年に3億3000万円の調達が最初の調達だったけれども、いまでは10億以上の資金調達は当たり前だ。ラクスルが40億を調達したのも記憶に新しい。ちなみにnanapiは資金調達するまでは受託をやりながらnanapi作ってた。そんな戦い方だってあるし、別に最初から資金調達しないといけないってわけでもないと思うな。
エンジニアでスタートアップを海外でやるのはそれはそれでいいとは思うが、当然別の苦労もあると思った方がいい。そりゃ日本発でシリコンバレーで戦える会社ができたらすごいよ。Treasure Dataはすごく成功しているケースだと思うし、ああいう会社がもっと増えると良いとは思う。
あと、Y Combinatorをなんか勘違いしているみたいだけどあれ調達額でいうと1万ドルちょっと。それよりもメンタリングだったり、追加の資金調達をするためのVCとのコネクションなどの目的だと思う。
なぜこのエントリーを書いたのか
強い言葉で表現したけれど、僕は彼を攻撃したいわけじゃない。じゃぁなぜこのエントリーを書いたのか。「これ以上こういった考え方のCTOが増えてほしくないから」というのが一番の理由だ。
「エンジニアは目の前のものさえ作っていろ」
こういう経営者はエンジニアから嫌われるのが世の常ではあるが、経営というレイヤーの仕事から逃げているCTOやエンジニアがいるとすれば、その人はエンジニアの地位が低いといわれているこの現状をつくることに加担していると思った方がいい。だったら、できることから変えていこうというくらいの意志が必要だし、経営に携わりうる人なら基本的なスタンスを見直すべきだ。
大きなものを批判するという娯楽
国や環境やVCなど、自分より圧倒的に大きな存在で自分によって簡単に変えられることができないものを敵としてDisるのは簡単だ。というか娯楽に近い。
時代が悪い、国が悪い、環境が悪い、VCはわかっていない、大人は理解してくれない、盗んだバイクで走りだそう。まさに言ってしまえばこんな感じ。対象の大きさが変わっただけで、基本的な思考の方向は変わっていない。そして、思考しなくていい。楽だから。
だから、もっと高い目線で語れる人が増え、本質的な議論をできるようになることが健全だ。誰かが大きなものを批判し「そうだそうだ!」と思考停止して同調してるだけじゃ何もうまれてこない。
頑張って欲しい
といろいろ書いたけれども、彼みたいにスタートアップに参画するというのはすごく勇気のいることだ。いつかは起業!っていう人を僕は多数見かけるけれども、ちゃんとアクションに起こしたというのはそれだけでもすごいことだとは思う。別に起業するのが偉いというわけじゃなくて、口先だけじゃなくちゃんとアクションしているという意味で。
だからこそ、その行動力を活かしてぜひ次こそはまた別の目線で戦って欲しいと思う。彼が改めて起業するだろう3年後、日本発のシリコンバレーで戦えるベンチャー企業がまた生まれることを期待しています。