UNIX的なアレ

UNIX的なこととかいろいろ

Dropboxとhowmで快適メモライフを

Dropbox便利ですよね。自分もベータ版の時からずっと愛用しています。
しかしながら、Dropboxを使っていることすら意識をせずにデータを共有することができればもっと使い勝手はよくなるのではないでしょうか。
そんなことを思いつき、Dropboxhowmを組み合わせて複数のマシン間でメモを完全同期する方法を試してみました。

Dropboxのアカウント設定をする(Windows or Mac)

まずはDropboxのアカウントを持っていない方はインストール&アカウントを作成しておきましょう。
ほぼ対話形式で完了します。およそ5分ほどあればアカウントの作成は完了するでしょう。

Dropbox

Dropboxのアカウント設定をする(Linux)

Linuxデスクトップを使っている方もDropboxを利用することができます。
下記のLinkからrpmdebパッケージを利用することができます。
Install - Dropbox

なお、ubuntuの方はapt-lineに追加するだけで簡単に利用できるようになっています。

  • ubuntu8.04の場合
 $ sudo cp -ip /etc/apt/sources.list{,.`date +%Y%m%d`}
 $ sudo tee -a /etc/apt/sources.list <<EOF
deb http://www.getdropbox.com/static/ubuntu hardy main
deb-src http://www.getdropbox.com/static/ubuntu hardy main
EOF
 $ sudo apt-get update
 $ sudo apt-get nautilus-dropbox
 $ killall nautilus

howmの設定をする

さてここまで問題なくできたでしょうか?それでは最後にhowmの設定をしましょう。
といっても、実際はhowmの保存するディレクトリをDropboxの用意しているディレクトリに変更するだけです。
下記の設定を.emacsに追記してください。なお、下記の設定はWindows用の設定です。
LinuxMacなどそれぞれのOSやDropboxを設定によって、下記のディレクトリは適宜変更してください。

;; howm
(setq howm-directory "~/Dropbox/Document/howm/")

※修正いたしました。

同期の確認をする

それでは複数のOSでしっかりと同期できているかどうか確認をしてみましょう。
下記は、MacOS側で記述したメモをLinuxホストで更新されているか確認をした図になります。
Linux側に下記の用に表示されています。

メモデータは一元化を!

オンラインストレージなどを使えばデータは一元化をし易いですが、それを意識せずにできるようにすることが実はもっとも重要なことだと思っています。
経験上、自分ルールで運用することはあまりうまくいった試しがありません。このように意識せずに一元化できるような仕組みにできるだけするようにしています。

他にも様々なアイデアがあると思うので、これからもいろいろと考えていきたいと思います。