JAMTRACK CENTRALを知った
最近知ったのですが、こんなサービスがあるんですね。
ギタリスト向けのサービスで、プロギタリストの曲の楽譜+動画+オケトラックが販売されているサイトです。僕が知っている有名なギタリストもそこそこいました。
実際は、このサイトをしるきっかけになったギタリストがいます。Jack Thammaratというギタリストでこのサイト内で販売もされています。この曲に完全に虜になってしまい、つい購入してしまいました。
Jack Thammarat - "Awakening" (Original) Live in ...
iTunesでも販売されていますが、素晴らしいギタリストだなぁと思います。なんかの大会の優勝者らしいですね。タイの方のようです。
アンプもLANEYとエンドース契約をしているみたいですね。素晴らしい音しています。あまり高くないしちょっと気になるところですね。
http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=451%5Eirtstudio%5E%5E
文章の書き方を変えるだけで社内の情報共有は加速する
社内の情報共有で困っている会社は多いみたいですね。でも実は、nanapiという会社ではそこまで困っていなかったりします。元々文章を扱う会社というのもありますし、ドキュメント化して共有しようという風土が染み付いているからだと思います。
そういったこともあり最近登壇するときなど、社内の情報発信などについて話す機会が増えました。弊社では社内における情報共有のツールとして、Qiita:Teamを使用しています。
生産性を向上させる情報共有ツール - キータチーム(Qiita Team)
全員がMarkdownで文章を書く
実際にnanapiではQiita:Teamを導入してから、現在ではエンジニアだけでなくアルバイトも含めた全社員がここに様々なドキュメントを投稿しています。
Qiita:TeamはMarkdownで書けるようになっています。つまり、社内のメンバーは全員がMarkdownで文章を書くことができます。これが情報共有においてはすごく重要なことだと思っています。
文章構造を意識する
Markdownで文章を記述するということは、ちゃんと文章構造を考えて書く必要があります。マークアップほどこだわる必要もありませんが、headingやparagraphやlistくらいは理解する必要がありますね。
このあたりをしっかりと使いこなすということは、結果的に文章が簡潔になり読みやすくなりますよね。
最初から出来ないにしても、nanapiでは社内がそのような文化になっているため全員ができてあたりまえという風土になっています。その結果、メンバー全員が簡潔な文章をかけるようになり、より意思疎通がスムーズできるようになっています。
個人依存の記号は使わない
よくあるパターンが、アジェンダや議事録でその人ルールの記号がでてくる場合です。
☆本日のアジェンダ 【議題1】次期プロジェクトについて <決議事項> ・プロジェクトメンバー ・予算 ・リリーススケジュール
恐らくこういったテキストを目にしたことがある方は多くいるのではないでしょうか。テキストを書いた本人にしかわからない、謎の記号であふれています。
たちがわるい場合は、アジェンダや議事録によって記号の意味が変わります。こういった訳のわからない独自ルールを使わせないという意味でも、Markdown化する意味はあると思います。
スピードが大事
議事録など、会議が終わった瞬間に出てて欲しいんですよ。Qiita:TeamならPull Requestみたいなのが送れるし、違っていたらすぐに指摘できます。
でも会議がおわって翌日に議事録があがる時点で価値が半減します。参加した人の記憶も薄れるからです。お互いに記憶が新鮮なうちにブラッシュアップしなければいけない。
もっというと、プロジェクタに映しながら直接Markdownで書きながら終わった時点で議事録があがってるくらいにすべきですね。
どのようにして社内に浸透させるか
これは導入した人が必死に書き続けるしか無いです。そのようにして社内の風土は形成されますし、口でいうより使い方を見せた方が早いです。
nanapiでは以下の順番で広めました。
- 和田1人が書き続ける
- エンジニア中心に展開
- デザイナー・ディレクターを含め展開
- 全社員に展開
- アルバイトを含めた全従業員に展開
実際に、非常にうまくワークしていると思います。やり方はいろいろあると思いますが、変に敷居をあげすぎずにとりあえず投稿させていくというところから始めるのがコツなのかな、と思っています。
最後に
というわけで、文章の共有方法についてすこし考えてみました。重要なのは、自分のやっていることを自分に閉じないような風土にすることだと思っています。
これにより社内の情報共有は加速しますし、確実に成果がでるものだと思っています。nanapiではTechBlogをやっていることもあるので、社内・社外問わずこれからも情報発信を続けていきたいと思っています。
「会社は学校じゃねぇんだよ」というエントリで思ったこと
http://ameblo.jp/junpei-1114/entry-11889404525.html
なんとなく便乗エントリー。
まぁこの内容は絶対にはてな民は嫌うだろうなーという内容ですよね。サイバーエージェントってだけで敵視するわけだし、そのうえイケメンっぽいし、若くして社長だし。はてな民が敵視するだけの要素はたくさん持っているわけです。
正直なところ、彼の文章はすごく感情的な文章だし、表現方法も拙い。やっぱり若いなぁというのが僕自身の印象です。ただ、正直このあたりの彼の主張はどうでもいいかな。うちの代表も触れていますが、彼のすごいところって視点の高さだと思うんですよね。
サイバーエージェントグループの一員として、 21世紀を代表する会社を創るため。 そして、WAVESTを日本を代表する会社にするため。 そのためだけに会社に来ています。
ここで注目したいところは、サイバーエージェントが掲げている企業理念をそのまま受け継いでいるところ。
自分自身がこうなりたい、こういうことをしたいという目線で話す人はたくさんいます。それ自体は悪いことじゃないし、大切なことです。
でも、「自分の会社をこうしたい」という目線で話せるのはなかなかだと思いますよ。まさにサイバーエージェントのDNAなのでしょうが、それでもこういう高い視点というのは、立場が作るものですよね。
出来たばかりの会社かもしれないけど、代表という立場にならないと見えないことってたくさんあると思います。そういう高い目線の人間を増やすという意味でも、サイバーの抜擢人事ってすごく価値があることなんだなぁと思いますね。
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独立して5年が経過しました
独立して5年が経過しました。
過去のエントリーからちょうど5年が経過してるのをみて、ちょっと実感がわいたので書きました。
1人目のエンジニアとしてのCTO
代表であるけんすうに誘われて、2009年7月からこの会社をはじめてあっと言う間だったし本当にいろいろあったなぁと思う。社会人になった最初の4年間は楽天に努め、退職してからの5年間はいまの会社でCTOをやってる。
でもCTOなんていったって、当時は1人目のエンジニアだったからで別に特別だったわけじゃない。
とくにかく目の前のサービスを作ることに必死で、サービスを落とさないことに必死で、コードを書いて、デプロイしての繰り返しだった。あの頃は今とは全く違った充実感があったなぁと思う。
資金調達
大きく会社のフェーズを分けるなら、資金調達前と後かなぁと思う。資金調達するまでは受託をしながらほそぼそと運営していたけど、それ以降はとにかく突っ走るだけ。このあたりも役員としてのマインドが切り替わったタイミングだったなぁと思う。
個から組織へ
そして、一緒に働いてくれるメンバーも増え、だんだんと個から組織の開発にシフトする時期が来た。そのあたりくらいから、エンジニアとしても自分ではなくCTOとしてアウトプットをどうさせばいいのかを考え始めた。特に3年目〜4年が経過したくらいから、CTOとしての働き方ということをすごく考えるようになった。
ただ管理するだけの管理職であれば、CTOである必要はない。エンジニアリーダーであり続けるだけなら、CTOじゃなくたってできる。
どういう組織を作れば戦えるのか。どんな風土ならエンジニアが働きやすいのか。5年前とは自分が考えることや、実際の仕事もだんだんと変わってきたんだなと思う。
本当に僕だけの力では、今の規模のサービスは絶対に作れなかったし、これからも成長することはできないと思う。いま会社で一緒に働いてくれている人たちには本当に感謝しているし、これからも一緒に頑張って行きたい。
さて、がんばろう。