Yahoo!Japan主催のツール・ド・東北2013に出場してきた
大会の概要
と、いうわけでツール・ド・東北2013に参加してきました。
詳細はこちらになりますが、一言で言えば「東北を走ろうぜ!あくまでレースじゃくてファンライドね!」という感じです。
開催地が東北ということで、当然のことながら復興支援の一貫でもあります。自転車好きの端くれとして、そして復興を応援したいものとして参加してきました。
去年は、気仙沼大島のチャリティーマラソンにも参加したので、東北のスポーツイベントは今回が2回目になります。
参加したコース
60km,100km,160kmと三種類のコースがありましたが今回参加したのは100kmコース。
160kmでもいいかなーとは思っていたのですが、当日走って100kmでも十分だった、と思える内容でした。
http://app.tourdetohoku.yahoo.co.jp/2013/course/map?course=100
こちらのコースですが、結構アップダウンが激しく走りごたえのあるコースでした。クロスバイクで参加している人も多数いましたが、クロスであれを走り切るのは結構たいへんだったんじゃないかなーと思います。
前日
受付が必要なので、前日に石巻へ向かいます。ささっとエントリーを済ませて前日から出ている出店へ。そこで食べたのがこちら。
穴子丼とカニ汁。穴子丼が穴子だらけすぎてすごく美味しかった...これはまた食べたいなぁ
宿泊は仙台だったので、夕食は仙台で。仙台でたべたのはこちら。
牛たん定食!レース前日ということもあり、ご飯をおかわりしてカーボローディング。ボリュームたっぷりで美味しい食事でした。
レース当日からスタート
さて、レース当日です。宿泊していた仙台からレースが行われる石巻専修大学はかなり距離があるため、送迎バスを申し込んでいました。
レースの開始時刻は7時くらいのスタートのため、バスの出発時刻は朝の3:40。かなり早い出発です。眠い目をこすりながら送迎バスへ。真っ暗な中、現地へ向かいます。日中は感じませんでしたが、この時間帯はとにかく寒かった...
現地に到着したのが、6時前くらい。まだまだスタートまでは時間があります。とにかく寒いのですが、建物もないので我慢するしかないのが困ったところです。 荷物は預かってくれるので、出発前までに保温できるような服を用意しておくと良かったのかもしれませんね。
2xuのインナーウェア+長袖ジャージ+ウインドブレーカーでは震えるくらい寒かったです。とはいえ、日中はものすごく暑かったのですが...
楽しみなエイドステーション
今回の目玉はなんといってもエイドステーションでの補給食です。東北ならではの食べ物がいろいろと出されていました。
20kmごとに全部で4つのエイドステーションに立ち寄りましたが、それぞれ紹介します。
第一エイド
最初のエイドステーションです。出発が7時すぎということもありとにかく寒かったのを覚えています。
そこで支給された食事はこちら。
秋刀魚のつみれ汁です。秋刀魚のダシがきいていてすごく美味しい逸品でした。早朝のライドだったため、冷えた身体も温まってすごくよい食事でした。
この食事をとってから次のエイドまで20km。これがアップダウンが結構あり、なかなかハードな20kmでした。
第二エイド
続いて20kmはしってからのエイド。ここでの補給食はこちら。
ホタテ!すでにビール飲みたい感じですが、自転車なのでガマン(そもそもビールなんておいてないし)こちらも文句なしに美味しかったでし。
あとこちらのエイドでは、別府選手とお話することができました!そのあとのコースをみながら「いやぁこの後のアップはエグイっすねぇー」と話しかけてくれた人が別府選手だったとは驚き(笑)さいたまクリテリウム見に行ってましたよ...
というわけけで、エグいアップにこれから突入ー。
第三エイド
それから続くアップダウン。ここが一番体力削られたかなーという感じです。周囲の人をみてても、バイクをおしているひともちらほら。さすがに僕は頑張りました。 キツイアップダウンが終わった後は、ランチを兼ねた補給食ということでこちら。
おろし牡蠣そばです。そばのうえに、おろし大根と牡蠣フライが乗っている逸品。本当はこれに海鮮炊き込みご飯のおにぎりもついて、炭水化物をしっかりと補給できる食事でした。60km地点では嬉しい...
ここが折り返し地点となり、途中はでは先程までのコースを戻ります。さっきのアップダウンを戻るのか...と若干憂鬱になりながらスタート。往路ですでにわかっていましたが、やっぱりキツかったです(笑)復路ではかなりバイクからおりて押しているひとも多かったですね。
第四エイド
さて、アップダウンも一段落して最後のエイドステーション。ここではこちら。
海鮮茶碗蒸しと、なんとノン・アルコールビール!茶碗蒸しはプリンみたいに甘い不思議な茶碗蒸しでした。ご当地茶碗蒸しなのしょうか、初めて食べた味です。そして、スポンサーにサントリーが名を連ねていましたが、ここでノン・アルコールビールを出すのはさすが。粋な計らいですね!
のこるところあと20kmほど。あとは平地が続くので、まったりと続きます。
ゴール!
というわけで、ゴール!7時過ぎに出発して、14時30分くらいにゴールというのんびりしたライドでした。タイムを競う大会ではないので、調度良いペースではしれたかなーと思います。
ゴール後は、写真を撮り忘れてしまったのですが屋台でいろいろと食べたりしてました。牛たんつくねとか、牛たんおでんとか。運動したあとは何食べても美味しいですねぇ。
自転車は宅配便で送り、身軽になって安心。
帰りの新幹線にて
ちょうど楽天イーグルスの日本一決定戦があるということもあり、帰りのバスがものすごい渋滞に巻き込まれてしまいました。私自身もイーグルス贔屓ですし日本シリーズの結果はきになるところですが、新幹線に間に合うかもちょっと気になるところで(笑)
まぁ無事新幹線にも間に合い、海鮮丼をたべながら帰ってきました。
帰りになったのでビールも解禁。ほろ酔い気分で帰ってきました。
所感
現地の人たちがあたたかい
とにかく現地の人たちの応援が嬉しかった。応援してくれた人たちは、高齢の方々が多かったのですがみんなすごくあたたかい。あちきれんばかりの声で応援してた、小さいこどもだちも印象的だったなぁ。
また、交通規制などは行われていなかったのですが車を運転している人たちがすごく協力的だったのが印象的でした。ただでさえ煙たがられる自転車ですが、あそこまで尊重してくれたのはすごく嬉しかった。
自転車は送るべき
遠方の自転車のレースに出たのははじめてで勝手がよくわかっていなかったのですが、自転車は送ったほうがいいですね...これは今回の反省点です。
新幹線で輪行すればいいでしょと思って一番後ろの席を確保していたりしましたが、ただでさえ荷物が多い中で自転車をもつのはなかなかの困難。事前に送っておくべきだなーと今回は心から反省しました。
近ツリはちょっと...
近畿日本ツーリストのツアーで申し込みましたが、対応がイマイチ。銀行振込後の確認の連絡もないですし、ツアーの指定人数に満たなかった後の対応も微妙。
極めつけは、当日の予約人数と確保していた部屋の事前予約との違いです。ツアー企画側の責任だけじゃないとは思いますが、このあたりはもうちょっとちゃんとしてほしいなと思うところ。
次からはもっとちゃんと自分で確認するほうがいいな、という反省もありました。
さいごに
というわけでとにかく楽しいレースでした。来年もぜひ出たいなーと思います。来年は160kmで出るぞー!